第80回高知県中学校総合体育大会【前編】


県総体で自己ベストラッシュ!四国大会・全国大会へつながる熱戦

7月18日(土)、19日(日)の2日間第80回高知県中学校総合体育大会 陸上競技の部が春野陸上競技場で開催されました。

池CLUBからは7名がクラブ所属として出場。また、学校代表として出場した池CLUB所属選手も9名おり、それぞれがこの大会に向けて準備を重ねてきました。

県総体は、中学生にとって特別な大会です。

四国大会出場をかけた勝負の舞台であり、さらに全国中学校体育大会(全中)の標準記録突破を狙える最後のチャンスでもあります。

一人一種目しか出場できないため、順位争いはもちろん、5位以下でも繰り上がりで四国大会への切符を手にする可能性があります。

まさに、一つのレース、一つの跳躍が運命を左右する二日間。

そんな大切な大会に向けて、池CLUBでは約2週間前からピーキングを開始しました。


狙い通りにピークを迎えた選手たち

今回の大会で最も印象的だったこと。

それは、多くの選手が自己ベストを更新したことです。

偶然ではありません。

大会当日に最高の状態を迎えるため、練習量や刺激の入れ方を調整しながら、一人ひとりの身体を仕上げてきました。

特に大会10日前、5日前に行った刺激練習により、身体の反応が一気に良くなった選手が多く見られ、「今回はいける」という手応えを感じていました。

結果として、大幅な自己ベスト更新も珍しくないほど、選手たちは素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。

もちろん、結果論ではあります。

しかし今回ほど、ピーキングの大切さを実感した大会はありませんでした。

当日に最高の力を発揮するためには、練習を積むだけではなく、「いつ、どのような刺激を入れるか」も非常に重要です。

この二日間は、それを改めて感じさせてくれる大会になりました。


池CLUB勢が県総体で躍動!

結果を振り返ると、池CLUBとして出場した7名のうち5名が個人種目で決勝へ進出

男子4×100mリレーも決勝進出を果たし、個人では3名が四国大会出場を決めました。

さらに、学校代表として出場した池CLUB所属選手たちも各種目で大活躍。

100mでは男女ともに1年生から3年生まで、すべての学年で決勝進出者が誕生しました。

女子200m優勝、女子リレー優勝など、県大会でも存在感をしっかり示してくれました。

そして今回、池CLUB所属選手から全国中学校体育大会への出場選手も誕生しました。

小学生の頃から一緒に練習してきた選手が、全国という大舞台への切符をつかんだことは、指導者として本当に嬉しく思います。


1日目 200m・走幅跳・リレー

初日は200mが中心の日程。

朝から暑さも厳しく、コンディション調整が難しい一日となりましたが、選手たちは落ち着いてレースに臨みました。

男子200m

男子は犬伏くんと池くんが出場しました。

犬伏くんは自己ベストに迫る力強い走り。
惜しくも決勝進出とはなりませんでしたが、動きには確かな手応えが感じられました。

翌日の100mにつながる内容だったと思います。

池くんは大幅な自己ベスト更新✨。
スタートから積極的なレースを展開し、最後までスピードを維持してゴールしました。
予選突破には届きませんでしたが、このタイムアップはこれまで取り組んできた技術練習の成果がしっかり表れたレースでした。

二人とも悔しさは残ったと思いますが、「調子は良い」という感覚を持って二日目へつなげることができました。


女子200m 表彰台ラッシュ!

女子200mには、

香長中の田中さん・近藤さん・今井さん、そして国際中の茶畑さんが出場しました。

予選から勢いがありました。

近藤さん、茶畑さんはともに27秒台へ突入する自己ベスト更新✨で決勝進出。
今井さんは惜しくも9番目となり決勝進出は逃しましたが、最後まで積極的なレースを見せてくれました。

そして決勝。

田中さんは前半から積極的に飛び出し、直線では先頭へ。
後半、2位の選手が猛烈な追い上げを見せましたが、最後まで先頭を譲ることなくフィニッシュ。
見事、優勝を果たしました。

予選から約1秒もタイムを縮める圧巻のレース。
勝負どころでしっかり合わせてくる強さは、さすが全国を目指す選手だと感じました。

さらに、このレース内容が高く評価され、高知県陸協推薦による全国中学校体育大会への出場も決定しました。

本当におめでとうございます。

近藤さんも勢いそのままに3位表彰台
200mを苦手としていた頃を知っているだけに、この結果は本人にとっても大きな自信になったと思います。

茶畑さんも後半で一人をかわし5位入賞
最後まで諦めない力強い走りが印象的でした。
繰り上がりで四国大会出場も決定し、努力がしっかり結果につながりました。


1年生で堂々の5位入賞!

女子走幅跳では、城東中の片岡さんが出場しました。
まだ1年生ながら、上級生に交じって堂々とした跳躍を披露。

結果は5位入賞

惜しくも四国大会まであと一歩でしたが、この経験は必ず来年以降につながるはずです。
1年生で県大会5位。

十分胸を張れる結果でした。


男子4×100mリレー 予想を超える走りで決勝進出!

この日の最後は男子4×100mリレー。

実はメンバー決めにも悩みがありました。

1走を誰に任せるのか。

そして4走を務める予定だった田所くんが体調不良。

何とか一本だけでも走るという状況でレースを迎えました。

通信陸上からメンバー変更もあり、正直なところ、決勝進出は簡単ではないと考えていました。
しかし、その予想を選手たちが良い意味で裏切ってくれます。

一人ひとりが自己ベストに近い走りを見せ、バトンも大きなミスなくつなぎ、通信陸上を上回るタイムでフィニッシュ。

見事、決勝進出を決めました。

レース後の選手たちの表情からは、「まだ終わらない」という嬉しさと、自信が伝わってきました。
一日目は、まさに「流れ」をつかんだ一日。
自己ベスト更新者が続出し、表彰台にも立ち、リレーも決勝進出。

最高の形で二日目へつなぐことができました。


(後編へ続く)

後編では、男子・女子100m、リレー決勝、そして今大会を通して感じた「ピーキングの重要性」と、四国大会へ向けた思いをお届けします。

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